
会社員から家具職人へ
オーダーメイド家具や伝統工芸品の越前箪笥を作っているファニチャーホリック。こちらの代表を務めるのが山口祐弘(ヤマグチユウコウ)さんです。
越前市出身の山口さん。大学では機械制御工学を学び、卒業後は建設機械メーカーへ就職されました。
会社では、主に建設機械の設計開発を担当していましたが、月日が経つにつれて、実際に自分の手で物作りをしたいと考えるようになったそうです。
そのような思いで会社員を続けていたところ、あるきっかけで家具工房を見学しました。
そこで、設計から完成まで一連の仕事ができる家具作りに魅了されます。
家具職人になることを決意した山口さんは、7年間勤めた会社を退職し、家具作りの勉強をするため長野県の技術専門校に1年間通います。
その後、2つの会社で計6年間修行し、2012年に地元の越前市でファニチャーホリックを創業されました。
お客様の想いを、カタチに
山口さんは、まず最初にお客様の話をじっくり聞く時間を設けているとのこと。
オーダーメイドを注文されるお客様は、現在の家具に対しての悩みや、自分専用の家具に強い思い入れがある方が多いそうです。
山口さんは、家具をどのように使いたいのか、どのようなシチュエーションを想定しているのかをヒアリングし、お客様の要望に最も適した家具のカタチを提案することを心がけているとのこと。
そうして出来上がった家具を見て、「山口さんに頼んで良かった」とお客様に言ってもらえた瞬間が、この仕事の一番楽しいとろこだといいます。

使い続けるほど、価値が高くなる家具へ
山口さん曰く、「無垢材で作ったオーダー家具は、作った時点ではまだ完成じゃない。5年10年とお客様の家の家具として落ち着いてきた時にやっと完成する。」とのこと。
一般的に、大量生産される家具は月日が経つにつれて価値は下がります。
反対に、オーダーメイド家具は時間の経過とともに、お客様の大切な家具として価値が高くなっていくそうです。
この点も、家具作りの面白いところだといいます。
また、家具職人をしていると、使用する木材に対して強い思い入れができるそうです。
「木材として、その木が育った年月以上に、長く使える家具にしたい。」
それが木に対して真剣に考えることだといいます。
木からすると、山口さんに使ってもらえることが、とても嬉しいことかもしれませんね(^^)

家具の駆け込み寺
ファニチャーホリックでは、オーダーメイド家具の制作だけでなく、家具のリメイクなどもされています。
「思い入れのある家具だけど、今の生活では使いづらい」。そう思っている方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
山口さんが、お客様に合った家具のカタチを再提案してくれますよ。(^^)
オーダーメイド家具についても、じっくり話を聞いて、お客様に最適なカタチを提案してくれます。
長く大切に、一生使える家具をお探しの方は、ぜひファニチャーホリックへお越しくださいませ♪

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ファニチャーホリック
住所:福井県越前市大虫町6-2
TEL:0778-43-5375
WEB:https://furnitureholic.com/
Instagram:https://www.instagram.com/furnitureholic_japan/
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